缶バッジの種類

缶バッジの用途の幅が広がる

安全ピン

缶バッジと言えば、安全ピンが付いているのが主流ですが、服に穴が開いてしまったりして付けるのはちょっと・・・と思ったことがある方もいらっしゃるかと思います。 服に穴をあけずにつけることができ、小さなおこさんでも安全に取り付けることができるタイプもありますのでご紹介していきます。

安全ピンタイプ

これが最も流通している缶バッジで、安全ピンが取り付けられている缶バッジです。 安全ピンなら普通の小学生でも使ったり触ったりしたことがあるので、小さな子供 でも扱うことが出来ると考えられております。 もっと幼い頃から、保育園・幼稚園で名札を取り付けるのにも使用してきた安全 ピンなら、たいていの人間が取り付け・取り外し方法を心得ています。 なので説明書を付属させなくてもいいですし、缶バッジのスタンダードとして 今も頂点に君臨しているのでしょう。 学生でなくなっても安全ピンはたまに使いますし、お裁縫をよくする主婦なら わりと頻繁に触れることもありそうな安全ピンは、変な使い方をしない限りは 尖っている部分もあるけどわりと安全なアイテムです。 それでいて簡単な作りになっているので価格もお手頃、いいことだらけです。 使いやすくて安価な安全ピンタイプが缶バッジの主流になるのも当然ですね。 バッジ類に疎い方が缶バッジをイメージするときに真っ先に頭に描くのもこの タイプになるでしょう。

フックピンタイプ

フックタイプは安全ピンではなくフックを使ってピンを固定するタイプで、少し 安全さに欠ける製品だと思われそうなネーミングですがそこまで危険なものでも ありませんので、小さな子供の衣服に取り付けても大怪我をする心配は毛ほども ないと確信しています。 ピンの先っぽを包んでいる安全ピンとは違い露出されているフックピンタイプは、 恐がりな子供が躊躇しそうな見た目ですが正しく装着すれば事故も起きないので そこそこには流通しています。 使いやすさは安全ピンタイプよりも上で、ベテランになれば片手で取り外しが 可能なこのタイプは缶バッジのような小物のアクセサリーにぴったりです。 子供向けとしてはやや敬遠されやすいようで業者に発注する場合も対象年齢が 低いとこれではないタイプを勧められることがありますが、使い勝手やお値段 を見てもなかなか魅力のあるタイプなことに間違いありません。

クリップ&安全ピン

これは安全ピンとクリップが装備されたタイプで、ピンで留めることもクリップで 留める事も可能な二刀流の缶バッジです。 安全ピンが付いているので普通にそれを使うこともできますし、穴があくことを 嫌がる人はクリップを使えばいいので幅広い用途に使用可能です。 缶バッジを付けたいけどスーツだからピンで留めたくはない、そんな場合はクリップ で留めればいいのでフォーマルな場でも身につけることができます。 カジュアルな格好で缶バッジを使うのならそうした問題も起こりませんが、最近 では企業の宣伝や景品として配られることもあるのでドレスやタキシードに 缶バッジを付ける機会も少なくありません。 また穴を開けられない場所でもクリップを挟む場所さえあれば対応できるため、 用途も広いのが嬉しいポイントになります。 その分単価も高くなりますが多用なニーズに応えられるクリップ付きの缶バッジは、 これからも需要が増えていくかと思われます。